参考文献

美容用語辞典編纂委員会,「美容用語辞典」,株式会社美容経済新聞社,2016年

小西さやか,「美容成分キャラ図鑑」,株式会社西東社,2019年

  • イチョウ葉エキス
     
     イチョウの葉から抽出したエキス。抗酸化効果がある。また、イチョウの葉特有の香り成分であるギンコロイドは、認知症予防や血流の改善、抗炎症、アレルギー症状の軽減などの作用があると言われている。また、メラニン色素を作り出す色素細胞だけが持つ酸化酵素「チシロナーゼ」の働きを抑制し、メラニンの生成を抑える作用や抗菌作用なども報告されている。
     また、イチョウ葉エキスは、生体内防御システムの一つである「チオレドキシンシステム」の働きを高めることが発見されている。

     

  • エイジングケア
     

     老化を防ぐための行為の総称で日本語では「抗老化」「抗加齢」を示す。本来は内科・外科・皮膚科などの領域における積極的予防医学の1種「抗加齢医学」を発端としている。
     

  • エラスチン

     コラーゲン、ヒアルロン酸と並ぶ3大美容成分の一つ。肌の真皮や血管、関節、靭帯、肺、子宮など伸縮性の必要な組織には欠かせない、線維状のタンパク質。20代後半をピークに急激に減少し、40代後半になるとほぼ生成されなくなる。そのため、シワやたるみなど肌の老化現象が増えてくる。
     エラスチンが減少すると靭帯は伸縮性を失い、バストが垂れ、全身の関節の曲げ伸ばしがスムーズにいかなくなり、血管壁は硬くなって動脈硬化の引き金となる。肌はやわらかさとハリ・弾力を失ってゴワゴワしたり、シワができる。

     

  • 角栓

     毛穴に詰まった老廃物のことで、皮脂と角質が混ざったもの。鼻の毛穴に詰まった角栓はひどくなるとイチゴのボツボツのような見た目隣、イチゴ鼻とも呼ばれる。
     放っておくと、ニキビとなって悪化し、赤みを帯びたり、痛みを伴ったりと肌に悪い影響を与えるが、一方で外部の細菌などから守る役割も果たしている。ターンオーバーが乱れてくると、どんな肌質の人でも角栓が目立つようになる。
     角栓はタンパク質のため、油性の汚れを取り除くためのクレンジング剤や洗顔剤では落とすことができないうえ、長時間ゴシゴシすると肌が傷つき、角質層にある細胞間脂質や天然保湿因子まで、洗い流してしまうので注意すべき。洗顔は短時間で優しく行い、肌をやわらかく保つことが大切。

     

  • 幹細胞

     エイジングケアにも有効とされている。
     人間の体に60兆個あると言われる細胞のもととなる細胞のこと。病気や怪我で細胞が傷ついた時には、失われた細胞の再生や組織の機能を回復させる。
     分裂して自分のコピーを生み出す能力と自分とは異なる機能を持った細胞を生み出す能力を持っている。真皮と表皮で新しい細胞を生み出し、肌の生まれ変わりを促進する役割を持っている。
     真皮幹細胞と表皮幹細胞という2種類の幹細胞が存在している。『真皮幹細胞』は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などのいわゆる美肌成分をつくる「線維芽細胞」を、『表皮幹細胞』は肌のサイクルを整え、肌表面を健やかに保つために欠かせない「表皮角質細胞」を生み出す働きをしている。

     

  • 幹細胞培養液

     幹細胞が増殖させた後に、培養物から取り出した、培養液やエキスのこと。
     ヒト由来や植物由来などがある。ヒト由来幹細胞美容液は成長因子グロスファクターを豊富に含んでおり効果は高い。
     植物由来の幹細胞は傷ついた細胞を再生させる力を持つ特定の植物の幹細胞を培養した液。ダメージをケアする効果や肌に艶を与える効果がある。

     

  • キャビテーション

     液体に起きる減少の一つ。液体の早い流れの中で圧力が変化することにより、短時間に泡の発生と消滅が起きる現象のこと。
     この現象を用いて、脂肪・セルライトの減少に応用した美容機器が普及している。超音波の周波数を体外から与え、体内にキャビテーション現象を人為的に起こし、脂肪細胞中の水分や細胞外の間質液を共鳴させて渦を作り、そこに発生する気泡によって、脂肪細胞の細胞膜を遊離させると言われる仕組み。この方法により熱さや痛みを軽減した施術が期待されるようになった。

     

  • クロスファクター

     特定の細胞の増殖などを正常化する働きがある物質。肌の生まれ変わりを正常化する効果が期待できる。主な3種類として、EGF、FGF、KGFの三つが上げられる。
     EGFは表皮に作用し、ターンオーバーを正常に戻す。FGFは真皮の線維芽細胞を増やし、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生を促進。KGFは基底細胞や毛母細胞に作用し、強い毛を作るのを助け、ハリやコシのある髪に導く役割を持つ。

     

  • 抗酸化

     酸素は、体の中で栄養素と結びついてエネルギーを作り出す。しかし、取り込んだ酸素の一部は、他の分子と結びついて活性酸素に変化し、細胞を酸化させ、老化を早めるとも言われている。
     この活性酸素による体のサビつきを防ぐことが「抗酸化」である。
     活性酸素は絶えず体の中で作られており、生活習慣病や白髪、シミなど原因にもなる。また、喫煙、飲酒、ストレスなども活性酸素を増やす原因になる。
     そこで体を酸化させないためには、ビタミンCやビタミンE、亜鉛などの抗酸化物質を摂取することが重要になる。また、悪玉活性酸素を分解、除去してくれる抗酸化作用のある水素も注目されている。

     

  • 高周波

      
    マイクロ波とも呼ばれ、電磁波のうち周波数の比較的高い波のこと。よく知られているラジオ波も高周波の一種である。低周波は表層的な筋肉運動を促すが、高周波は筋肉の深い部分まで作用させることができるので、より高い筋トレ効果を得ることができる。
     

  • CoQ10(コエンザイムQ10)

     油に溶ける抗酸化成分で、細胞内でエネルギーを作ることを助ける大切な成分でもある。
     ビタミンEに匹敵するほどの高い抗酸化作用がある。年齢と共に減少してしまうので、美容成分として肌に塗ると、肌表面の油分の酸化を防ぎ、肌のトラブルを防いでくれる。また、サプリメントとして摂取することで肌細胞の活性化効果が期待される。

     

  • コラーゲン

     体を形成するのに欠かせないタンパク質の1種で、アミノ酸が多数結合してできている。主に細胞同士をつなぎとめる役割を果たし、人間の体を構成しているタンパク質の約3割はコラーゲンで占めている。皮膚や骨、軟骨、血管などに時に含まれている。
     コラーゲンは肌の真皮層に最も多く、真皮の7割以上がコラーゲンである。人間の体内はつねにコラーゲンの分解と生成が繰り返されているが、年齢を重ねるにつれてそのバランスがくづれていく。また、紫外線の影響も強く受ける。肌に紫外線が当たることでコラーゲン繊維が破壊され、はりや弾力を失うことで、シワやたるみが発生する。美容液などで肌表面から補う方法と食事やサプリメントなどで体の内側から補う方法がある。
     コラーゲンは分子の大きさによって効果が異なり、分子の大きいコラーゲンは「水溶性コラーゲン」と呼ばれ、肌の表面上で水分の蒸発を防ぐ力があり、表面上を保湿する効果に優れている。分子の小さいコラーゲンは「加水分解コラーゲン」と呼ばれ、角質内部まで浸透し、角層の水分を保つ効果がある他、『コラーゲンを作れ』という指示を出し、肌のハリ、弾力を高める効果もある。

     

  • 酸素

     人間をはじめ、あらゆる生物に体内に存在し、生命活動に深く関わる物質。人間の体内で作られる「体内酵素」は消化を促す『消化酵素』と新陳代謝や免疫など生命維持活動に関係する『代謝酵素』に分類される。体内ではつねに消化酵素と代謝酵素の二つの酵素がバランスを保ちながら稼働している。生まれた時には十分な量の酵素が体内に潜在しているが、その数は加齢とともに減少していくと言われている。
     体内酵素が不足すると、免疫や自己治癒力の低下を招いたり、代謝が下がり太りやすい体になってしまう。そこで、野菜や果物など酵素を多く含む食品を積極的に食事に取り入れる必要がある。酵素は熱に弱く、48度以上で加熱すると活性が失われると言われている。

     

  • 酸素水

     ミネラルウォーターなどに人工的に酸素を添加した水。用途としては、飲料用または化粧水用が主流。「高濃度酸素水」、「酸素強化水」などと呼ばれることもある。
     一般的な水にも、20℃の水1ℓあたり上限で9.3ppmの酸素が溶解しているが、酸素水はその数倍~数十倍の量の酸素を含むと言われている。

     

  • 紫外線

     紫外線の9割を占めるのがUV-Aで、肌の奥まで侵入してダメージを与えると言われている。残りの約1割を占めるUV-Bは、量は少ないもののシミやそばかすの原因となるメラノサイトを活性化、短時間で日焼けを起こす作用がある。
     これらに対して肌はメラニンという色素を持っており、紫外線を吸収して、紫外線を肌から守る役割を担う。
     日焼け止めにはSPFやPAの表示があるが、SPFの数値が大きいほど紫外線から肌をガードする時間が長く、PAは+が多いほどUV-Aを防ぐ効果が高くなる。
     また、赤ワインやココアなどに含まれるポリフェノールには、紫外線を浴びることで体内に発生する活性酸素を抑えたり、紫外線による肌の赤みを抑える作用がある。

     

  • 脂肪細胞

     脂肪を溜め込む単肪性の「白色細胞」と、脂肪を燃焼させる多肪性の「褐色細胞」の2種類があり、正反対の働きをする。一般的に脂肪細胞は白色細胞を指すことが多く、全身の至る所で余剰エネルギーを中性脂肪として蓄えている。
      脂肪を増やさないようにするためには、食べ過ぎを避け、適度に運動することが大事。また、魚や海藻などには白色細胞を褐色細胞に変える作用がある。

     

  • シミ

     おもに紫外線を浴びることが原因で表皮に現れる色素斑。紫外線を長時間浴びると、表皮の1番下にある色素を形成する細胞が反応し、紫外線から細胞核を守ろうとするメラニン生成が盛んになる。大量のメラニンが皮膚に蓄積し、沈着することにより、シミが発生する。
     日焼け対策がシミ対策の要とも言える。すでにできてしまったシミへの対処としては光エネルギーを活用した「フォトフェイシャル」などを使ってのダイレクトにアプローチをしていく方法やシミに効果的といわれる成分を配合した化粧品やサプリメントを使って改善していく方法がある。代表的な成分は「ビタミンC」がある。

     

  • 水溶性ケイ素

     人間に必要な必須栄養素。年齢ともに減少し、体内で生成出来ない為、毎日の食事などから補うことが必要。ケイ素が不足するとコラーゲンの結束が弱まり、髪や爪の形成や骨の代謝、さらには免疫システムなどに影響すると言われている。
     アメリカの研究でケイ素は軟骨組織を丈夫にし、皮膚細胞の活性化の要となるコラーゲンを束ねてコラーゲン密度を引き上げることが証明された。そのためエイジングケア成分としても注目されている。

     

  • セルライト

     語源はフランス語の「Cellule(細胞)+ite(鉱物)」に由来すると言われている。医学的に正確な論証が定まっておらず、体重増加や冷えやむくみによる、「脂肪細胞に溜まった老廃物や水分」「脂肪細胞同士の付着」「リンパ、コラーゲンの固まり」によるものとされている。
     美容機器によるアプローチは痩身施術に付随し、近年はキャビテーション、ラジオ波、エンダモロジーなど様々な機器がある。

     

  • ドクターズコスメ

     皮膚科、形成外科、美容外科などの医師による治療経験や研究をもとに開発されて化粧品のこと。美肌成分、レシピなど一つひとつにこだわりを持ち、最新の皮膚科学を用いて作られる。もともとは皮膚トラブルの治療薬として用いられていた。 
     紫外線や乾燥によるシミ、しわなどの肌トラブルに対応するものから、保湿や美白、くすみ、エイジングケアに有効なものまで幅広く開発されている。また、これらの肌トラブルが起こる前の事前予防としての効果も期待されている。

     

  • トラネキサム酸

     炎症やアレルギー症状を抑える効果、止血効果をもつアミノ酸の一つ。もともとは湿疹・じんましんの治療や出血を止める目的で使用されていた。
     メラノサイトの活性化の原因となる情報伝達物質のプラスミンをブロックする働きを持っており、肝斑に有効にアプローチ。日本人に出来やすい肝斑に働きかけ、徐々に薄くしていく効果が期待される。
     人工的に作られたアミノ酸の1種で炎症やアレルギーを鎮める作用を持つ。肝斑の治療や喉の炎症を抑える薬に使われる。化粧品には配合できず、医療部外品や医薬品のみに配合できる。美白と肌荒れに効果が認められている。

     

  • ハイフ(HIFU)

     ハイフの原理は、高エネルギーの超音波を人為的に発生させ、それを体内に収束する方法である。「太陽の光をレンズで集めて一点だけを高温にする」と例えられることが多い。
     皮膚などの他組織にダメージを極力与えず、セルライトなど脂肪組織のみに焦点を当てられる。「部分痩せ」メニューにも対応できる。

     

  • ヒアルロン酸

     ムコ多糖類の1つで、もともと人の体内に存在する成分。1グラムで約6リットルもの水を貯える高い保水性が特長。主に真皮に存在しており、線維状の構造をもつコラーゲン、エラスチンの周りに、水を含んだスポンジ状のヒアルロン酸があり、この3つの成分が一体となってうるおいとハリのある肌をつくり出している。女性ホルモンバランスを整えたり、関節の動きを滑らかにしたりなど、身体中いたるところで活躍しているが、加齢とともに減少する。
     コラーゲンやエラスチンとの関係が深く、体内にコラーゲンが不足すると、ヒアルロン酸を摂取しても肌に水分をとどめておくことが難しくなる。逆にヒアルロン酸が減少すると体内のコラーゲンが変質してエラスチンが減り、肌のハリや弾力性がなくなって、シワやたるみができてしまう。

     

  • ビタミンC

     皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用をもつ栄養素。抗酸化力がとても強く、エイジングケアの原因である活性酸素から体を守ってくれる働きがある。肌のターンオーバーの乱れを正し、毛穴の引き締まったきめ細かい肌へと導いていく。
     コラーゲンの生成をサポートして肌にハリと弾力を取り戻させ、シワを改善していく作用も。日焼け後の炎症や色素沈着を抑え、シミ、ニキビを抑える効果が期待できる。

     

  • ビタミンE

     
    抗酸化作用を持ち、活性酸素を消去する。肌表面での皮膚の酸化防止効果もある。
     

  • 人幹細胞培養液

     エイジングケア成分。
     ヒトの幹細胞から取り出された幹細胞を培養する際に分泌されるタンパク質成分。肌の衰えや損傷を抑え、皮膚組織の主要高分子であるヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンの生産作用をパワーアップさせる。
     肌老化の根本的な原因である細胞の活性低下を改善することで、紫外線によるダメージや加齢により崩壊した肌をもう一度活力のある肌に再生・修復。
     肌本来がもつヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどを増やして肌にハリと弾力を与え、シワやたるみを抑制。また、肌のターンオーバーを促進することでシミやくすみの軽減や、バリア機能を高め、肌トラブルの症状緩和も期待できる。
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  • 日焼け

     紫外線によるダメージで皮膚が炎症を起こしたり、皮膚が変色すること。紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類あり、そのうち地表に届くUV-A、UV-Bが日焼けの主な原因となる。
     日焼けの状態には「サンバーン」と「サンタン」があり、「サンバーン」は紫外線を浴びて2~6時間経つと皮膚が赤くなり、その後水疱や痛みが現れる。「サンタン」は紫外線を浴びて3~8日後に皮膚が浅黒く変色し、その後皮膚のはくりが始まる。
     紫外線は1年を通して降り注いでいるので、夏だけではなく、1年中ケアが必要。

     

  • 美容整体

     痛みや疲労による症状ではなく、健康でより綺麗になるための美容の悩みに特化して整体の施術を行うもの。体全体を美しく整えていくことを目的としている。
     体の歪みが矯正されると、自然と姿勢が美しくなり、骨盤の位置も正しく整う。それにより、新陳代謝が高まり、老廃物も排出されやすくなるため、便秘やむくみの解消やダイエット効果なども期待できる。また、体のバランスを整えることにより、凝り固まった筋肉を減らし、その結果、筋肉も整えられ、脂肪が落ちやすい、スリムな体に近づいていける。

     

  • ファスティング

      「健やかな体づくり」を主な目的とし、健康、美容、ダイエット、治療などに用いられるもの。一切の食事を絶つ断食とは異なり、酵素ジュースなどに活用しながら実践する。ファスティングを行うことで、休みなく働き続ける内臓に休憩を与え、老廃物を排出することも出来るため、免疫力強化や美肌効果が期待できる。
     

  • プラセンタ

     エイジングケアにも有効とされている。赤ちゃんに栄養を送る器官である胎盤のことで、一般には、哺乳類の胎盤から有効成分を抽出した胎盤エキスのことを「プラセンタ」と呼んでいる。クレオパトラも愛用していたと伝えられている。胎盤には、人体に必要な栄養素がたっぷり含まれており、肌を美しくしたり、傷んだ肌を修復したり、体を若々しく保ったりする栄養素や、細胞の分裂・増殖を促進させる成長因子が含まれていると言われている。
     中でも、加齢とともに減少してしまう成長因子は10種類以上含まれており、コラーゲンやエラスチンの生成を促したり、幹細胞の再生を促したりできる。
     人の胎盤を原料とする「ヒトプラセンタ」のほか、豚由来、馬由来などがある。

     

  • ほうれい線

     鼻の両端から唇の両端に伸びる2本の線のこと。よく誤解されることも多いが「しわ」を示す言葉ではなく、頬との境界線を示すとされている。
     中年以降の加齢により肌の筋肉が衰えて弾力が失われたことからの、たるみが主な原因と考えられる。
     美容分野においては様々なアプローチ法があり、表情筋を鍛えたり、顔のマッサージやエクササイズ、エステティックではフェイシャル機器、美容鍼、医療分野におけるヒアルロン酸注射などがある。

     

  • 補正下着

     
    ボディラインを補正して美しく見せる下着。一般的な肌着よりもサポート力が強い生地で作られており、パーツの数も多く、裁縫工程に手間がかけられているものが多い。体にフィットし、着ているだけで自然に脂肪を移動させながら引き締める。サイズの合わない下着を着用し続けていると、血行が悪くなったり、肌にダメージを与えることがあるため、体型にあった商品を選定する。
     

  • ホホバオイル

     ホホバの実から採取する油分のこと。主成分は脂肪アルコールエステルとなる。皮膚に塗布しても伸びがよく、ベタつかず感触が良い。
     昔から傷の治療、肌の乾燥、紙の手入れ、湿疹などの民間薬としても用いられており、人間の皮脂に極めて近く、皮膚との親和性も高いと言われている。

     

  • ミネラル

     生体にとって欠かせない元素の一種。細胞の内外に含まれている。ミネラルは体内で合成されず、外部から摂取するしかない。代表的な働きとして、細胞浸透圧の調整、骨や歯などを構成したりする。
     また、コラーゲンの生成を助ける作用があり、肌のたるみ、シミ、そばかすの予防や抗酸化作用も強い。さらに、髪の毛や爪を美しく保つ効果などもある。また、基礎代謝を上げ、脂肪燃焼の促進にも関係する。

     

  • メントール

     
    ハッカの葉に含まれる精油の主成分。天然物と化学合成のものがある。
     一般に知られているものは、皮膚に接触した時に清涼感であるが、こちらはTRPM8と呼ばれる「冷たさを感じる細胞」を刺激して、脳が錯覚を起こすもので、実際に温度が低下するものではない。
     また、美容ケアにおいても肌の鎮静から細胞の活性化、引き締めなど多岐にわたるものである。

     

  • ラジオ波

     美容分野においては「モノポーラ」と「バイポーラ」の2種類があり、「モノポーラ」は体内に摩擦熱を発生させ、体温を上昇させることにより、脂肪燃焼やセルライト、老廃物の排出を促進させるもの。「バイポーラ」は皮膚表層のコラーゲンの生まれ変わりやエラスチンの生成を向上させるもの。
     また、モノポーラとバイポーラを組み合わせた「トライポーラ」というものもある。

     

  • EMS

     電流を流して筋肉を鍛えるトレーニング方法。筋肉への効果は普通の運動とほどんど変わらないが、意識的がそうでないかにかかわらず、運動効果が得られる。
      もともとは怪我のリハビリに使われていたが、オリンピックを機に注目を集めた。運動が苦手な人や筋肉の少ない人でも強制的に運動ができ、30分で腹筋約300回相当もの効果をもたらす。

 

 

 

参考文献

美容用語辞典編纂委員会,「美容用語辞典」,株式会社美容経済新聞社,2016年

小西さやか,「美容成分キャラ図鑑」,株式会社西東社,2019年